みどり薬局の健康ワンポイントアドバイスvol.15

急激な温度差に注意!!

ヒートショックに気を付けよう

気温が下がり室内でも寒い場所の増えるこの季節、特に気を付けたいのが《ヒートショック》です。

近年テレビなどでも耳にするこのヒートショック、気を付けたいのは高齢者だけではないんです。

高血圧・糖尿病などの動脈硬化の基盤がある人、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈などをお抱えの方もヒートショックになりやすいことをご存じでしたか?

急激な温度差により血圧が乱高下することで心筋梗塞や脳卒中、ふらつきによる転倒などを引き起こします。対策をしっかりとしてヒートショックを未然に防ぎましょう!!

ヒートショックを起こさないために

 

  1. 食後すぐの入浴は避ける

  2. 温度を高くし過ぎない(41℃以下)

  3. シャワーを使って給湯する

  4. 飲酒後の入浴を避ける(お酒を飲むなら入浴後に)

  5. 湯船の蓋を開けておく

  6. 手や足など心臓から遠いところから、ゆっくり体をお湯に慣れさせて入浴する

ヒートショックの恐ろしさ

厚生労働省の「人口動態調査」によると、高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数及び家や居住施設の浴槽における溺水による死亡者数は、10年間で約7割増加し、平成 23 年以降、「交通事故」による死亡者数より多くなっています。

そのうち高齢者(65歳以上)が約9割を占めており、高齢者は特に注意が必要とされています。

寒さが本番を迎えた今こそ、ヒートショック対策を万全にして冬を乗り越えましょう。LINE公式アカウントにて、いつでも健康・薬のご相談にもお答えしておりますので是非ご利用ください。

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